ネットショップの危機?
ここ最近、様々なところで個人情報の漏えいが発生してますが、ついに、あの楽天でも漏えいが発覚しましたね。
原因は、内部犯行とも、不正侵入を受けたとも言われていますが、2005年7月28日時点では、はっきりとはしていないようです。
どちらにしても、今のところ一店舗だけしか漏えいは確認できていませんが、SOHO・個人事業主などのショップの情報が漏れてしまった場合、大企業の場合とは全然違いますよね。
多くのSOHO・個人事業主のショップ方々は、儲かっている儲かっていないに関わらず、社会的な信用面という点で、やはり大手にはかないません。
それに加えて、「あそこの店舗は情報漏えいしたらしい」という噂が流れたらもう誰も買い物をしてくれませんよね。
また、もっと怖いのは、
「個人で運営しているショップで買い物をするとカード情報が漏れてしまう」
といった考えが市場に浸透してしまうことだと思います。
こうなると、1店舗だけの問題でなく、ネットショップ全体の問題になりかねないですよね。
今回の事件を受けて楽天は、利用者のカード情報を楽天が一括管理するような方法に変えるようですね。
■楽天市場が個人情報の管理体制を変更、カード番号を店舗側に非開示へ
ただ、カード情報を楽天が管理したとしてもそちらのセキュリティはどうなっているのか、今後情報漏洩の危険はないのかをしっかりと提示して欲しいですね。
そして、各ショップ側の対処としては、
・業務で使うPCでは決してフリーソフトなどはインストールしない
・ウイルス対策・スパイウェア対策・パーソナルファイアウォールなどセキュリティソフトをインストール
・複数人で経営しているところでは、内部犯行などにも注意する
といったことが、しっかり出来ているか、ショップを運営されている方は、再度見直してみてくださいね。
また、ショップで買い物をよくする方は、必ず毎回カードの明細はチェックして、自分が購入してないものが含まれていないかどうかを確認するようにしてくださいね。