子供がいる家庭のセキュリティ!
子供を持つ家庭では、8割の親が、子供がインターネットを利用することで、ウイルス感染、個人情報流出、または犯罪に巻き込まれたりすることを懸念されているようです。
子どものインターネット利用、保護者の8割以上が「不安」〜ベネッセ調査
インターネットの制限時間を設けるとか、名前や住所を書き込ませないとか、母親がそばにつくとかの対策をとっているところもあります。
それでも、決まりごとを守らないのが子供です(^^;
そんな時、一番手っ取り早いのは、URLフィルタソフトを入れてしまうことですね。
URLフィルタソフトを選ぶときの判断ポイントですが、一つのPC上で一つのルールしか設定しかできないソフトであれば、子供が見れないだけでなく、自分も見れないサイトが出てきたりします。
でも、利用ユーザ毎にルールを別々に分けることができれば、自分は見れても子供には見せない、といった使い方ができるので、製品を選ぶときには、そういった点も注意した方がいいかもしれません。
また、大体のソフトがURLの種類(カテゴリ)毎に、規制するかしないかを決めることができます。
明らかに自分がアクセスしないようなURLは規制する設定にしておけば、間違ってリンクを押してしまった場合の、ウイルスやフィッシング詐欺などにも対応ができると思います。
最近は、警視庁が犯罪サイトの情報を、ソフトメーカーに提供するという動きも出てきているみたいです。
警視庁、フィルタリングソフトメーカー2社に犯罪関連サイトの情報を提供
ただ、ウイルスを配布しているサイトや、フィッシングのサイトは、出てきてはすぐ消えてしまうものが多いので、URLソフトを導入すればそれですべて防げるわけではないことを覚えておいてください。
単に、子供に対して「ダメ」というだけでなく、親が子供になぜ危険なのかをしっかりと伝えてあげることでも、子供を守ることになると思います。
そのためには、親がまずセキュリティを理解しないといけませんね!