Skypeは危険なソフト?
Skypeは、高品質な無料通話が出来るため、最近爆発的に利用されるようになってきました。
会社でも、営業所間の簡単な会議や、海外拠点との通話にも良く利用されているみたいです。
でも、最近このSkypeがセキュリティ上の脅威になり得るという意見がちらほらと出てきています。
SkypeはWinnyなどのP2Pと同じく、ユーザ同士でコネクションをはります。
ということは、例えばSkypeを狙った攻撃などがあった場合、会社のファイアウォールをくぐり抜けて、直接ユーザのコンピュータが危険にさらされることになるわけですね。
実際に、先日Skypeの脆弱性が発見され、この議論に拍車がかかっているようです。
■IP電話ソフト「Skype」に複数の脆弱性、リスクは「高」
既に脆弱性を修正するためのアップデート版はリリースされていますが、リモートからSkypeが狙われる可能性というのを見せつけられた感じですね。
Skypeだけに限らず、ICQやMSN MessengerなどのIM(インスタントメッセンジャー)にも同様な危険があります。
また、セキュリティの面だけでなく、Skypeなどは音声データを流しますので、ネットワーク的な負荷もばかにならないですね。
会社で利用している方は、管理者としっかり話し合った上で導入するようにしましょう。
また、自宅で利用している方は、脆弱性が発見されていないかどうかを確認し、常に最新のものを利用するようにしましょうね。