ポッドスラーピングがますます深刻化?
ポッドスラーピングとは、iPodで音楽を聴いているフリをしながらPCからUSB経由でデータを盗み取るという行為でしたね。
最近では、iPodをはじめとしたポータブル記憶装置がどんどん大容量化してきています。
PCの重要なデータを全て一台のポータブル記憶装置に転送することも不可能ではないでしょう。
ポッドスラーピングは、音楽を聴いていることを装っているため、外付けのハードディスクにデータを転送するような方法と比べ、極めて自然に見えます。
そのため、全く疑われることなく犯行が可能なわけです。
さて、このポッドスラーピングを防ぐ方法としては、
1. 会社のポリシーで、iPod等を利用するのを禁止する
2. 物理的、またはソフトウェアでUSBポートを利用できないようにする
3. ソフトを使って、USBポートを使ったのデータ転送を監視する
といった方法が考えられると思います。
全く禁止してしまうのは、社員の不満がつのるかもしれないのでコストとの兼ね合いもありますが、可能であれば3のような方法で情報漏洩を監視するのが一番理想ではないでしょうか。