オンラインゲームは危険?
ゲームをやっていない方にはあまりピンと来ないかもしれませんが、最近、オンラインゲームのセキュリティ対策が話題になってきていますね。
「オンラインゲームのセキュリティ対策って何?」と思う方も多いかもしれませんが、ここ最近のオンラインゲームで問題になっているのが、ユーザー名やパスワードが盗まれるという行為です。
まず最初に、悪意のある攻撃者が「アカウントハックツール」と呼ばれるスパイウェアを、どこかのWebサイトに仕掛けたり、メールで送りつけたりして、オンラインゲームユーザを感染させます。
そうすると、、アカウントハックツールに感染したPCから、インターネット経由でゲームのアカウント情報(ID・パスワード)が攻撃者に送られることになります。
ID・パスワードが盗まれると、
・キャラクタが持っているアイテムを奪って、売りさばく
・アカウントを無効化される
というような被害が発生します。
オンラインゲームをやっていない方には、全然大した問題ではないように見えますが、何時間もかけて、頑張って集めたアイテムがなくなったり、キャラクタ自体が全く使えない状態にされてしまった時の絶望感は、大変なものだと思います。
アカウントハックツールは、ウイルス対策ソフトなどで防げる場合がほとんどなのですが、オンラインゲームをやっているユーザで、これまで被害にあった人の90%くらいは、セキュリティソフトを入れていなかったようです。
もともとセキュリティに対する意識が低いという人も当然いますが、中にはスペックの低いPCでゲームをしている場合に、PCが重いなどを理由にセキュリティソフトをわざと無効化させている人も多いみたいです。
これらのアカウントハックツールに対する対策としては、以下の通りです。
・セキュリティ対策ソフトをインストール。決して無効化しない。
・掲示板やSNSなどのリンクをむやみにクリックするのを控える。
・メールに添付された不審なプログラムは決して実行しない
また、上記のようなツールへの対策だけでなく、第三者に簡単に推測されるID・パスワード(例えば生年月日など)を使わない等にも心がけた方が良いですね。
あとは、私怨でアカウントを盗むケースもあるみたいですので、オンラインゲーム上でも嫌われないようにしましょうね(^_^)