創業者が逮捕されてMcAfeeが消滅? 「Intel Security」に。
セキュリティ大手のMcAfee(マカフィー)が2011年にIntel に買収されて久しいですが、McAfeeというブランド名はグローバルでもかなり有名だったので、そのまま継続していました。
しかしながら、創業者のジョン・マカフィー氏が、このところ殺人容疑で指名手配され、不法入国で逮捕される等の騒動があったためなのか、McAfeeのブランド名を「Intel Security」とすることが発表されました。
Intel、McAfee製品を「Intel Security」ブランドに移行
これにより、20年以上続くマカフィーブランドがなくなることになりますが、Intel Security のブランドが浸透するまでは少し時間がかかるかもしれないですね。
ちなみに、日本ではウイルスバスターのトレンドマイクロや、シマンテックが市場を独占していて、マカフィーはあまり売れてませんが、世界的に見ると、セキュリティ対策、特にエンドポイント(クライアント)製品ではマカフィー製品は世界第2位ですから、今回のブランド変更は結構インパクトはあると思います。
ちなみに、スマホ向けのセキュリティ対策のアプリも無料化するなどの発表もしています。
日本だと、ドコモで提供しているAndroid向けのセキュリティ対策も、今は月額315円ですが、これも無料になるんでしょうか?
どちらにしろ、結構セキュリティ対策ソフトの勢力図に何らかの変化があるかもしれませんね。
John Mcafee氏本人による、こんな自虐的な「マカフィーのアンインストールの方法」なんて動画もアップされています(^_^;)