クッキー(cookie)は危険?
過去にユーザ登録などをしたことのあるWebサイトに接続すると、
「○○さんこんにちは!」
とか表示されたり、ショッピングサイトなどで、以前カートに入れたものが残ってたりしますよね?
実はこれはcookie(クッキー)という技術によって実現されています。
あなたがあるWebサイトでユーザ登録したとします。
そのとき、次回あなたが訪問したときに同じ入力をする手間を省くために、Webサーバがブラウザに対して、その入力情報をcookieとして保存するように指示します。
そうすると、次回同じブラウザで同じWebサイトに訪問した場合に、ブラウザとWebサーバ間で、保存されたcookieがやり取りされて、入力作業などを省くことができます。
このように便利なcookieですが、ローカルのディスク上に暗号化されないで保存されているので、例えばスパイウェアなんかがこの情報をインターネットに送信したりすると危険ですよね。
かといって、最近はcookieを全く使わないでインターネットを利用するのは、かなり不便です。
最も安全な方法としては、安全なサイトのみcookieを利用する方法です。
Internet Explorerを使っている人は、
「ツール」→「インターネットオプション」から「プライバシー」タブを選択すると、デフォルトの設定は「中」になっていると思います。
これを「中-高」以上のレベルに設定して、さらに信頼できるWebサイトのURLを「サイト」の入力欄で入力することで、怪しいサイトのcookieをブロックすることが可能です。
でも、いちいちサイトの入力が面倒だという方は以下の「IECookiesView」などのcookie管理ソフトで、一括していらないcookieを削除する方法をオススメします。
もう利用しなくなったWebサイトや、怪しいWebサイトのcookieは定期的に削除するようにしましょう。