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Posted by on 5月 10, 2005 in ハッキング | 0 comments

DoS攻撃とは?

DoS(Denial of Service)攻撃とは、ネットワークを使って不正なデータや、大量のパケットを相手に送り込み、サーバなどをダウンさせたりする手法の総称です。

また、DoS攻撃を、複数の攻撃元から行った場合には、DDoS(Distributed Denial of Service)攻撃と呼ばれます。

今回は、DoSもDDoSも、どちらもDoS攻撃として扱うことにします。

DoS攻撃の主な目的としては、相手(攻撃対象)が正常なサービスを提供できないように追い込むことです。

インターネット上でデモや抗議を行う手段としてよく利用されます。

例えば、靖国神社のWebサーバは、中国から頻繁に攻撃を受けます。最近では、2004年の9月頃から断続的なDoS攻撃が続けられているとのことです。

■ 靖国神社、WebサーバーがDDoS攻撃などを受けていることを明らかに

ちなみに、2002年のACCS(コンピュータソフトウェア著作権協会)へのDoS攻撃で有名になったのが、F5アタックと呼ばれるDoS攻撃です。

ブラウザでWebページを開いてF5ボタンを押すとページの更新が行われるので、同じサーバへのページを再度読み込みに行きます。

これを多くの人が同時に実行することで攻撃が成立するわけです。

ACCSのケースでは、これを掲示板「2ちゃんねる」で多く人に呼びかけ、サービスの提供を不能に追いやりました。

ちなみに、ACCSは、最近Antinnyと呼ばれるウイルスが行うDoS攻撃のターゲットとしても狙われていましたね。

■ コンピュータソフトウェア著作権協会、DDoS攻撃にたまりかねURL変更

さて、不正なパケットを送ってくるDoS攻撃であれば、そのデータの特徴を見て、セキュリティ対策製品で防ぐことができるのですが、F5攻撃などは防ぐのが難しいのが現状です。

通常のWebサーバへのリクエストと見分けが着かないため、データの中を見ても、不正かどうか判断できないんですね。

くれぐれも、F5攻撃に加担する側にならないようにしてくださいね。