Linuxはウイルスに強い?
Linuxは、個人でデスクトップ用として利用している人はあまりいないと思います。
でも、Webサーバやメールサーバにも良く使われているので、Windowsやマックに続いてメジャーなOSになってきた感じがします。
それに伴い、数年前からウイルスの脅威も増して来ていまね。
現在は世界中で500種類前後のLinuxに感染するウイルスが存在すると言われてます。
Linuxに感染するウイルスは、Windowsのようにダブルクリックすると感染するようなものよりは少ないです。
じゃあ、どういうのが多いかと言うと、セキュリティホールを狙ってくるものです。
サーバとして使われているのがほとんどなので、ユーザにクリックさせるよりも、ネットワークを介して攻撃をした方が有効なんですね。
で、このLinuxのことウイルスに関するセキュリティは、最近問題になってきている気がします。
基本的に、Windowsに比べてLinuxサーバは安全だというように考えている人が多いことも、こういった結果に繋がっていると思います。
確かに、ウイルス対策をしなくても、セキュリティホールが発見されたらちゃんとパッチを適用したり、ファイアウォール等、ネットワーク側でしっかりと対策を取っていれば、ウイルスに感染する可能性は少ないかもしれません。
でも、大抵の人が、Linuxサーバを安全だと考えてしまっているので、インストールしたらそのまま運用しちゃってることがほとんどだと思います。
今後、Linuxに共通のセキュリティホールを狙う凶悪なウイルスが発生した場合にはかなり危険なことになってしまう環境が、Linuxの普及とともに出来ているような気がしますね。
ちなみに、Linuxに感染するウイルスでなくても、問題となる場合があります。
どういう場合でしょう?
一番多いのは、ファイルサーバやWebサーバとして、ウイルスをばらまいてしまうことですね。
ファイルサーバ、Webサーバを利用するのはWindowsクライアントなので、そのPCが、ウイルスファイルを共用サーバに置いて、別のPCがそれを実行してしまうということが、非常に多いんです。
Linuxのウイルスソフトは、商用のものも各社出していますが、オープンソースのものも以下にありますので、もしLinuxのサーバを運用していて対策を行っていないかたはぜひ。