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Posted by on 2月 22, 2006 in マルウェア | 0 comments

Mac OS Xにウイルス出現?

ここ最近はマックOSに感染するウイルスはほとんどなかったんですけど、先日Mac OS Xに感染する初のウイルスが発見されて、話題になっています。

■Mac OS Xを標的とするトロイの木馬が出現–感染経路はIMプログラム

このウイルスは「Leap-A」と呼ばれて、iChatと呼ばれるメッセンジャーソフト経由で感染します。

感染すると、Leap-Aは、まずiChatのお友達リストにあるメンバーに自分自身を送信します。

「latestpics.tgz」という圧縮ファイルを受け取ったユーザが、それを解凍して中のファイルを実行してしまうと、そのユーザは感染してしまいます。

ただし、これが送られてきてもiChatのユーザがファイルの受信を承諾しないと保存は行われないです。

また、ユーザが自分で解凍して、実行しないと感染はしないので、感染する危険性は低いと言われています。

でも、解凍した後の中身のファイルは、アイコンを偽装して、画像(Jpeg)ファイルのように見えますので、あまりウイルスに対して免疫がないマックユーザがクリックする可能性は十分考えられますね。

マックユーザは、Mac OSを「ウイルスフリー」と思っている人は多いようですが、Mac OS Xにもウイルスが出現したということは十分肝に銘じて、普段から注意を怠らないようにしてくださいね。

また、以下の記事のような危険性も考えてください。

■マックはウイルス感染する?

ちなみに、「Leap-A」は、従来のMacでも、Intel Macでも同様に感染するみたいです。

感染対象は、OS X 10.4で、それ用の最新のセキュリティパッチを適用していれば問題はないです。