デスクトップ検索は危険?
Webの検索と同じく、PC内のファイルを一瞬にして検索するのがデスクトップ検索です。
有名なのはやっぱりGoogle、次にMSNでしょうか。
■MSNサーチ ツールバー with Windows デスクトップ サーチ
このデスクトップ検索ツールは、あらかじめディスク全体に何が保存されているかの情報をインデックスとして作成しておき、高速にアクセスすることができるのが特徴です。
Webの検索エンジンのように、一度使ったら手放せないくらいの便利なツールですけど、セキュリティ上は結構危険があるとも言われています。
というのは、よくExcelやテキストファイルに、IDやパスワードを保存している人がいると思います。
そういう人のPCをデスクトップ検索で「パスワード」「password」とかで検索すると、パスワードの書かれたファイルが、表示される危険性が非常に高いです。
また、以前ありましたが、こういうソフトに脆弱性があると、そのPCの情報がインターネットを通じて外に漏れてしまう可能性もあります。
デスクトップ検索を利用して、検索と情報送信を行うウイルスやスパイウェアも出てきてもおかしくないですね。
実際、インターネットの検索エンジンでメールアドレスを収集するウイルスは存在しますので。
また、最近出てきたGoogleデスクトップの最新版では複数PCの情報を検索するために、ファイルの情報をGoogleのサーバに送るというリスクがあるようです。
暗号化されているとはいえ、重要なデータが漏れたり、悪用されたりする可能性はゼロではないですよね。