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Posted by on 3月 29, 2006 in スパイウェア | 0 comments

スパイウェアキットを15ドルで購入?

「WebAttacker」という、ブラウザ経由で感染を広げることができるスパイウェアがありますが、これを販売しているサイトが発見されたようです。

■スパイウエア一式が15ドルで売られている,“サポート”も充実

ちゃんと購入後の技術サポートつきだそうです(^^;

しかも、購入したお客さんのサイトにちゃんとアクセスが集まるようにスパムメールの配信までしてくれるという。至れり尽くせりですね。

このようにスパイウェア自体の販売もビジネスとして成り立っているんですね。

昔は、ウイルスなどの不正プログラムは、ウイルス作成者が自分を誇示したいための「愉快犯」がほとんどでした。

でも、時代は変わり、愉快犯はなりをひそめて、ビジネスのプロが不正プログラムを商売道具として扱うようになりました。

今回発見されたのはスパイウェアですが、ボットをたくさんインストールして作り上げたボットネットのレンタルや、フィッシングサイトの構築請負などもネットの裏側には存在しています。

実際最近の不正プログラム感染傾向としては、愉快犯の典型とも言える、マスメール型のウイルスは、2006年に入って更に少なくなっているみたいです。

そして、感染数トップに君臨しているのは、お金を集めることができるスパイウェアということです。

全体として数は減ってますが、感染した時の被害は、より深刻になってきているようですね。

ちなみに今回報告されたスパイウェアキットは、セキュリティホールを突いてインストールさせようとするタイプだそうです。

日ごろから、Windowsアップデート等はしっかりと行っておきましょう。