検索で誘導する広告でフィッシング被害に?
最近の広告手法として、検索エンジンで「○○を検索して下さい」というのをよく見かけますよね。
今までは、商品の掲載されているホームページのアドレスを、「http://〜」という形で、ブラウザに入力させることが多かったと思います。
でも、検索エンジンがポピュラーになるにつれて、ホームページアドレスを入力するより、検索エンジンで検索した方がわかりやすいと考えたわけですね。
でも、Googleや、Yahooの検索結果は、あくまでも、検索エンジン側のルールに基づくものですよね。
しかも、利用者の意図はおかまいなしに、ルールはころころ変わります。
昨日、一位に表示されていても、明日はどうなるかはわからないのです。
従って広告に使ったキーワードで検索した結果、自社のページが一番目に表示されなくなっても、誰にも文句は言えないんです。
セキュリティの観点として一番怖いのは「○○を検索してください」という広告を鵜呑みにして、検索をしてみたら、そのサイトがフィッシングサイトや、ウイルス・スパイウェアに感染するサイトだった場合です。
そうして実際に被害が発生した場合、広告を掲載した会社は、被害者に保証を求められる可能性もありますよね。
以下の記事にもあるように、今後「○○を検索してください」という広告はどんどん増えていく可能性があります。
利用する側としては、そういう危険性もしっかりと意識した上で検索結果のページを見るようにしましょうね。