有害サイトは手作業で登録?
会社では従業員が、家庭では子供が、管理者や親が見えないところでアダルトサイトなどを閲覧することがあると思います。
そういった好ましくないサイトへのアクセスを規制するソフトが、「URLフィルタリングソフト」です。
このURLフィルタソフトは、あらかじめ収集した有害サイトなどのデータベースと、ユーザの接続先のURLを見比べて、一致すればブロック、一致しなければ許可するといった動作をします。
では、このデータベースってどうやって集めているのかというと、実は人が手作業でやっているのが大半なんです。
ロボットである程度はざっくりと収集はできますが、細かいところでそのURLを「ヌード画像」のグループに入れるのか、「水着・下着」などのグループに入れるのかは最終的には人が判断しないとわからないということですね。
ちなみに、URLを登録する作業員はは主に女性だそうです。
男性だと、アダルト画像で興奮してしまって、業務にならないのだとか(^^;
手作業の利点としては、正確性があげられますが、欠点はやっぱりリアルタイム性でしょうね。
フィッシングサイトなどは、数時間で姿をくらましてしまうことが多いのでこういうサイトに対しては少し弱い部分も正直あると思います。
しかしながら、今後インターネットのコンテンツがどんどん増えていって、インターネットテレビなどが普及するに従って、こういうフィルタリングソフトの需要は増えていくでしょうね。