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Posted by on 9月 1, 2006 in フィッシング | 0 comments

災害を利用したフィッシング?

「Ernesto」(アーネスト,エルネスト)とは、最近発生したハリケーンの名前です。

この「Ernesto」という単語を含んだドメイン名の登録が急増しているようです。

目的はフィッシング詐欺のようですね。

ハリケーン名「Ernesto」を含むドメイン登録が急増,寄付を募るフィッシング目的か

今回Ernestoが入ったドメイン名を取得した理由としては、Ernestという言葉をフィッシングサイトの名前として用いることで、サイトの信頼度をあげようとしているのでしょう。

こういった大きな災害が発生したときは世界中の人が関心を持ちますので、それに関連したオンラインの詐欺が発生する可能性は非常に高いです。

スマトラ沖地震や、その他のハリケーンが発生したときにも、寄付を募るフィッシングが発生していました。

世間の関心のあるものを、取り上げてお金を儲けようとするのは、まるで普通の商売のように見えます。

でも明らかな違いは、フィッシングではサイトそのものが騙し取ることを目的としていること、そして広告の代わりにスパムメールを利用すること、でしょうか。

大きな事件が発生した時は、関心を持つのは当然ですが、ネットでの情報をそのまま鵜呑みにするのではなく、常に警戒を持ってサイトを見るようにしましょうね。