マックがウイルス感染?
先日、マクドナルドがキャンペーン賞品としてプレゼントしたMP3プレーヤーの一部にウイルスが含まれていることが発見されて話題になりましたね。
このMP3プレーヤーをPCに接続すると、PCもウイルス感染してしまう可能性があります。
このようなオーディオ(MP3)プレーヤーにウイルスが混入する事件は以前にもありましたね。
クリエイティブメディアの、「Zen」というプレーヤーです。
今のところ、マクドナルド側では原因を究明中とのことで、なぜウイルス感染していたかは不明です。
でも、通常このようなPCと接続する機器は、出荷前にPCと接続して正常に動作するかどうかをチェックします。
その際に、チェック用のPCのセキュリティ対策がしっかりされていないとウイルスがMP3プレーヤーにコピーされてしまうことは十分あり得ます。
今回の委託先は香港の企業とのことですが、その企業でのセキュリティ対策がしっかり行われているかどうかを事前にチェックできていなかったんでしょうね。
これからの時代、色々な作業を外部に委託(アウトソース)することはどんどん増えていきますので、アウトソース先がしっかりとした対策を取れているかどうかの確認はますます重要になってきます。
委託先のミスで一番よく事件になるのは個人情報漏えい系の事件ですが、今後はウイルスやスパイウェアの被害も増えてくるでしょう。
自分だけ注意していれば済む時代ではなくなってきています。
尚、ウイルス対策製品が自分のPCにインストールされていて、パターンが最新の状態であれば今回のウイルスからは身を守ることはできます。
相手の予防も重要ですが、自分の予防はそれ以前にしっかりとはするようにしましょう。