スパイウェア・ウイルスで死者が?
最近のウイルスやスパイウェアは、従来の趣味目的から、犯罪・営利目的に発展していますね。
一方で、みなさんが使っているパソコンをはじめ、「IT」というものが、どんどん生活に浸透してきて、この流れは止まることはないでしょう。
このような状況が進むと、ネット上での犯罪が、私たちの生活にダイレクトに影響を及ぼしてくると思います。
事実、スパイウェアや、フィッシングよる金銭被害や、ここ最近よく耳にしますよね。
このITの発展がどんどん進むと、ネット上でのテロ、いわゆるサイバーテロが発生する恐れがあります。
例えば、医療機器などが世界的にネットワーク化されて、病院間でのカルテ共有など、便利な状況が生まれたとします。
でも、そのカルテを書き換えられた場合、その患者さんはどうなるでしょう?
また、医療機器や、重要なインフラにWindowsが使われた場合、それらがもしウイルスに感染して誤動作をしたらどうなるでしょう?
ITが浸透して便利になった反面、それを狙われることによる危険が増大し、人の命が奪われる事態に発展するかもしれません。
こういった時代では、インフラを作る側がセキュリティに対して慎重になるだけではなく、その恩恵を受ける側もしっかりとしたセキュリティの知識を持つ必要があるかもしれませんね。
「自分はパソコンも使ってないし、セキュリティなんて関係ない」とは簡単に言えなくなってきているのかもしれません。