URLフィルタリングの必要性とは?
宛先のWebサイトが、アダルトサイトや有害サイトであった場合に、実際のWebページを表示する代わりに、ブロック画面を表示するのがURLフィルタリングと呼ばれるソフトです。
最近の統合セキュリティソフトにはURLフィルタの機能が搭載されている製品も増えてきましたね。
でも、このURLフィルタですが、企業は別にして、家庭でなかなか本格的に使っている人はまだまだ少ないようです。
なぜ家庭で普及しないかと言うと、自分の見ようとしたアダルトサイトや、アングラなサイトがブロックされてしまったら困るからですね。
当然ですが、家庭でURLフィルタが導入しない理由は大体がこの理由によるものです。
子供がいる家庭ではどうでしょうか?
子供に有害サイトを見せたくない親はほとんどだと思います。
そんな場合には、親だけが設定できて、子供にはURLフィルタのルールをいじらせないような設定ができるソフトを利用すると良いと思います。
では、子供のいない、若い男性の場合(^-^)、URLフィルタは使わなくても良いのでしょうか?
実はURLフィルタの効用は、単にアダルトサイト等の望ましくないURLへの接続をブロックするだけではありません。
ウイルスやスパイウェアの配布サイト、フィッシング詐欺サイト等が登録されている場合もあるので、これらの被害を避けるためにも非常に有効です。
疑わしきには近づかない方が良いということですね。
ダウンロードしたファイルをウイルス対策ソフトが駆除できない場合も中にはありますので、そもそも怪しいファイルが置いてあるサイトに近づけないという目的でも利用できると思います。
ブロックするカテゴリ等の設定ができるソフトがほとんどですので、もし自分の見たいサイトへ接続できないのを許せないなら、危険なサイトだけをブロックするよう設定することも可能だと思います。