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Posted by on 5月 16, 2007 in マルウェア | 0 comments

企業のセキュリティ対策はまだまだ?

ウイルス、スパイウェア、スパムメール、ボットなどがインターネット上に蔓延する中、企業でも個人でもセキュリティ対策は必須の世の中になってますね。

ここで一つ質問です。

企業と個人、どちらがセキュリティ対策がしっかりと出来ていると思いますか?

「企業の方がセキュリティ対策はしっかり行っている」と思った方も多いと
思います。

個人より確かに企業の方がセキュリティの意識は高い場合もありますが、実はそうとも限らないのです。

企業の場合、社員が多くなるにつれ、パソコンの数や、ウイルス・スパイウェア等の不正プログラムの侵入経路は増えます。

ウイルス対策プログラムには最新のパターンファイルを適用しなければならないのに、更新しないままほったらかしのPCが放置してあったり、個人のPCなどを、こっそりと持ち込んで、そのPC経由でウイルスに感染したりする場合もあります。

驚くのは、全世界のボット感染PCのうち42%が企業の中に存在するといった調査結果もあります。

ボット感染PCの42%は企業内に存在 – 米Symantec

Bank of America、AIGや、TOSHIBA Americaといった名だたる企業のネットワークから、ボット感染PCからのスパムメールが送信されているというから驚きですよね。

ボットは、こっそりと活動するという特徴がありますので、企業内で感染していても気づく人がいないケースもあると思います。

セキュリティソフトを入れたから安心と思っている、管理者の方、要注意ですよ。