WEPは数分でパスワード解析される?
何度か取り扱っている話題ですが、今回はWEPの危険性についてお話したいと思います。
ノートPCを使ってる人なら、ほとんどの人が無線LANを使ってると思いますが、未だに危険な暗号方式である「WEP」を使ってる人は多いみたいです。
何が危険かというと、たとえば悪意のある誰かが、WEP解析用のツールをノートPCにインストールして解析を行うと、ものの数分でパスワードが盗まれてしまうんです。
少し前の記事ですが、以下では1分で解読可能だと言ってますね。
記事中にも触れられてますが、ニンテンドーDSの初期のモデルはWEPを使用しているため、非常に危険性が高いとされています。
自宅で無線LANルーターを使っている人も、最近の機種だとWPA2やAESなどが標準設定になってると思いますが、ちょっと古いルーターでは、WEPしかそもそも使えなかったりするので、そういう場合はもう無線LANルーターを買い替えちゃうことをオススメします。
IPAでも、「一般家庭における無線LANのセキュリティに関する注意」というページを用意して、注意を呼びかけていますので、無線LANのセキュリティに興味のある方、よくわからない方は一度目を通しておいてください。
IPA 一般家庭における無線LANのセキュリティに関する注意
いくらセキュリティソフトが入っていても、無線LANの内部に侵入されてしまうと通信内容を盗聴されてしまったり、重要なファイルや情報を盗まれたりする危険性がありますので、今すぐ無線LANルーターの管理画面にアクセスして、WEPを使っていたら他の暗号化方式に変更しましょう!