Google Chrome の同期を今よりもっと安全にする方法
Google Chrome は自分自身のGoogleアカウントでログインすることで、複数のデバイス間でパスワードや、ブックマーク、拡張機能などを同期できるため、PCを2台以上持っていても両方同じ環境で使うことができます。
これは便利な反面、一度Googleアカウントのパスワードを他人に知られてしまったり、アカウントハッキングに遭ってしまった場合、ブラウザに保存されている様々なサイトのパスワード情報が第三者に漏れてしまうことになります。
また、同期する場合の情報ですが、パスワードのみは暗号化されていますが、その他の情報は暗号化されていないので、平文でインターネットに流れていますので、少し危険ですね。
こういった問題を解決するために、Chromeでは同期の時のセキュリティに関する設定が用意されていますので、心配な人はぜひ設定をしておきましょう。
1. 暗号化するデータの種類
右上の3本線のアイコンから、「設定」-> 「ログイン」-> 「同期の詳細設定」をクリックします。
デフォルトでは「パスワードを暗号化する」が選択されていますので、「同期データをすべて暗号化する」に変更しましょう。
これで、パスワード以外の全ての同期データが暗号化されます。
2. 暗号化パスフレーズ
デフォルト設定だと、暗号化と複合化用にGoogleアカウントのパスワードが使用されます。
Googleアカウントが盗まれた場合には、ブラウザに保存されたパスワードを含む同期データが全て参照されてしまうので、それを防ぐために、暗号化用に別のパスワードを設定することができます。
同期しようとする時に再度このパスワードを聞かれますので、万が一Googleアカウントのパスワードが漏れても安心です。
Chromeのセキュリティを少しでも高めたいと思っている人はぜひ試してみてください。
その代わりパスワードは2つ覚えないといけなくなるので、忘れないように!