今回は、ThinkPad x100e をレビューします。
ThinkPadと言えば、黒の硬派なイメージですが、今回レビューする 「ThinkPad X100e」は、以下の3つのカラーのバリエーションから選ぶことができます。
- ミッドナイト・ブラック
- ヒートウェーブ・レッド
- アークティック・ホワイト
特にヒートウェーブ・レッドは持っていてオシャレですね。「え?それThinkPadなの?」という会話のネタにもなりそうです。
マックっぽい感じを味わいたいなら白ですね。
その他特徴として気になるのは以下の2つです。
- ・最小で約1.4kgと、高スペックなのに軽い!
- ・TrackPointポインティング・デバイス/マルチタッチ
軽さについては、小さいサイズの3セルバッテリーを装着時には1.4kgなので、持ち運びにはとても楽です。
本体からバッテリーが少しはみ出る形の6セルバッテリーを付けても、たったの1.5kgです。
あとは、高感度内蔵カメラもついています。
このカメラ、小さい割にカメラ自体の性能はとても良くて、ちょっと暗めのところで撮っても、キレイに映りますので、夜ビデオチャットを楽しみたいときにも活躍してくれます。
以下のようにマルチメディアインタフェースも充実していますね。
①USBポート ×3
②4イン1マルチメディア・カードリーダー
③VGAポート
④ギガビットイーサネット
⑤コンボ マイクロフォン/ヘッドフォンジャック
そして、ThinkPadの良さはやっぱりフルサイズのキーボード!
キータッチも固い感じでタイプしやすく、防滴加工もされているのでコーヒーをこぼしても安心です(ホントか? 笑)
購入時カスタマイズポイント!
以下、オススメのカスタマイズ方法です。
1. Windows 7 Professional に変更
デフォルトでは、Windows 7 Home Premium になっていますので、「XPモード」「ドメイン参加」「自動バックアップ機能」「データの損失や盗難に対する防御機能」などが使えませんので、3,780円の違いなのでぜひ変更しておきましょう。
2. 初期導入OS及び言語
英語版OSに無料で変更できます(!)が、必要ない人はそのままでいいでしょう。
3. ディスプレイ・筐体カラー
個人的にはヒートウェーブ・レッドがオススメです^^
4. メモリー
最小は1GBですが、2GB以上をお勧めします。(今後の拡張性も考えて1スロット使用で)
余裕があるならぜひ4GBを使ってください。かなりストレス軽減できると思います。
5. ハードディスク
160GB、250GB、320GBとありますが、動画や写真を大量に取る人であれば多めに買っておくと良いと思います。
個人的は160GBでも十分な気がしますが、ちょっと不安なら250GBにしておきましょう。
6. バッテリー
3セルは軽いのと本体から出っ張らないのが売りですが、モバイルで長時間使いたいのであれば6セルにしましょう。
7. Bluetooth
内蔵Bluetoothの有無が選べますが、何かと使うBluetoothなので付けておきましょう。値段も1,470円ぽっきりです。
8. ワイヤレスLANアダプター
ぜったいに付けておいてください。「ThinkPad IEEE 802.11b/b/n ワイヤレスLAN(WiFi準拠)」を選択しておけば困る事はないでしょう。
9. ソフトウェア
WordとExcel、Outlookだけでよければ「Microsoft Office Personal 2007/2010」。
Power Pointも必要なら「Microsoft Office Home and Business 2010」、または「Microsoft Office Personal 2007 + Microsoft Office PowerPoint 2007 日本語」ですね。ソフトウェア単体で買うよりは断然安いです。
Office自体あまり使わないのであれば、Googleドキュメントや、OpenOfficeなど、Office互換のもので代用しちゃえば良いので、あえて買う必要はないと思います。
レビュー総評
ネットブックでよく利用されているAMDのAthlon Neo MV-40を採用しているということで、スペック的にちょっと心配でしたが、使ってみた結論としては性能として全く問題はないスペックでした。
個人的に、x100eはビジネス用でも、プライベート用でも、十分な性能を持っていて、メインPCとして十分に利用できるPCです。
また、デザイン性も高く、軽量ということで持ち運びが楽なので、家ではハイスペックPCを利用している人も、セカンドPCとして外出用モバイルマシンとして購入する価値はありそうですね。