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Posted by on 3月 15, 2005 in 迷惑メール | 0 comments

スパムメールとは?(2)

『メールアドレスの収集方法』

スパム送信者(スパマー)はどのように送信先のメールアドレスを入手しているのでしょう?

■Webからの収集

Googleなど、ロボット型の検索エンジンは、自動的にインターネット上のリンクをたどってWebページを収集します。

これと同じようにアドレス収集ロボットを使い、Webを巡回してサイト上で公開されているメールアドレスをピックアップしていきます。

どうやってピックアップしているかというと、メールアドレスは「ユーザ名@ドメイン名」の形なので、「@」を間に挟んだ文字列を片っ端から抜き出したり、HTMLでメールのリンクを設定するための「mailto:」の後の文字を収集したりします。

こういったロボットへの対処策としては、メールアドレスを画像化して掲載したりする方法などがありますね。

■アドレスの自動生成

少し前までは、携帯のアドレスって「電話番号@ドメイン名」の形が使われてましたよね。

またプロバイダによっては申し込み時のアドレスが、「何桁かのID@ドメイン名」という形式となってます。

こういったケースの場合に、例えば電話番号であれば、090XXXXXXXXの「X」の部分の全ての組み合わせをコンピュータ上で自動生成して送りつけます。

また「info」とか「webmaster」、または「tanaka」「yamada」というような存在しそうなユーザ名を設定して送りつけることもあります。

■懸賞やアンケートでの収集

これは本物の懸賞サイトやアンケートサイトに見せかけて、ユーザにアドレスを入力させる手口です。

住所とか名前とか入力するのって、ちょっと躊躇しますが、懸賞サイトなどで

「簡単!メールアドレスのみ」

とか書いてあると、ついつい入力してしまう人もいるかと思います。

信用できる懸賞サイトとわかっていればいいですが、なるべく懸賞に使うアドレスはフリーアドレスを使うことをオススメします。

と、メジャーな収集方法は上記の通りですが、収集したアドレスがスパマー間で売買されたりもしてますので、これがどんどんスパムを増やす悪循環ともなってるわけですね。