誰でもランサムウェアが簡単に作成できるWebサービス?
ついに個人でランサムウェアを保持していて捕まるケースが出てきました。
東京新聞:ウイルス作成ソフト所持 容疑の少年を書類送検:社会(TOKYO Web)
ランサムウエア …
少年はネット上でウイルス作成ソフトを購入し、それを使ってランサムウェアを作成して数十人に感染をさせたとのこと。
こういったウイルスを簡単に作成できるソフトは、少し前から「地下サイト」「闇マーケット」とよばれるようなところで売買されていて、サイバー犯罪に使われていますが、日本製のランサムウェアが見つかったのは初めてとのことです。
つい先日「Tox」と言われる一般ユーザでも、サイト上で簡単にランサムウェアを作成できるWebサービスが発見されていました。
ASCII.jp:「Tox」:一般ユーザーが利用できるランサムウェアが登場
Webサイト上に、情報入力をして作成されたマルウェア(ランサムウェア)をダウンロードするサービスのようですので、先日捕まった少年が持っているウイルス作成ツールとは違うかもしれませんが、このように、簡単に作成できるサービスやソフトウェアが手軽に手に入ることを証明してくれるニュースでしたね。
ちなみに、(1)サイト上への登録 (2)身代金の額 (3)作成理由 などを登録するだけで作成できて、しかも身代金の20%を徴収するというビジネスモデルもできているようで。。。
ランサムウェアは先日企業でも問題になっているといいましたが、このようにたくさん作成ツールがあって、大量生産されていますので、いつでも感染の危険性があることを肝に銘じておきましょう。。